「振り返り」流れを変える入り口
前回までの記事で、準備→実行ときて、今回「振り返り」です。
<今回の概要>
- なぜ振り返る?
- いつ振り返る?
- 何を振り返る?
- 簡単に振り返るこつ
◆なぜ振り返る?
◆いつ振り返る?
◆何を振り返る?
- 良かったのか(本当に良かったのか)
- 悪かったのか(本当に悪かったのか)
- 何が良かった?
- 何が悪かった?
- 気分、納得感、スピード、成果、周りの反応、収支
- 自分の要因、他人の要因
- 予想通りだった。
- 予想していなかったことが起きた
◆簡単に振り返るコツ
「行動」うまくいかない可能性を受けとめる
◆いざやるぞ!その際気をつけること
- 期待をする事
- 予定外の問題が起きること
◆期待よりも予測
- この電車にのれば時間に間に合う。
- お願いした事はすぐ終わるはず
- 注文した料理がすぐ来るはず。
◆問題が起きた時の対処
思い出さなくて済むの役立ちます。
「準備」ブレーキを外す
◆私たちにかかっているサイドブレーキ
車を動かすとき、サイドブレーキを外してからアクセルを踏みますが、実は私たちの人生にもサイドブレーキに該当するものがあり、サイドブレーキがかかったまま毎日生きている事があります。
また、私たちの人生には自動運転機能(*1)に該当するものが備わっていますが、サイドブレーキがかかっていると、うまく機能しません。
◆サイドブレーキの例
私たちのサイドブレーキとして以下のようなものがあります。
- 不健康 (体調不良、睡眠不足)
- 心 (心理的不調、過去に捕らわれる)
- 作業・仕事系
- 無駄が多い。効率が悪い。
- 計画を立てていない。ブレークダウンできていない
- ボトルネックを放置している
- 仕事を抱えすぎ、アウトソースできていない
- 関係者に共有できていない
- ミスが多い
上記にいろいろ書きましたが、まず重要なのは「心と体の健康」です。
心と体が不調では私たちが持っているあらゆる性能を発揮することができません。
◆サイドブレーキをかけたまま頑張る
「サイドブレーキ」をかけたまま頑張る事例としては以下のようなものがあります。
- 体調系
- 体調が悪くても頑張る
- 睡眠時間を削って頑張る
- 心系
- 辛くても頑張る
- 集中して頑張る
- 気合で頑張る。
- モチベーションに頼る
- 仕事系
- 具体的な目標を立てずに頑張る
- 無駄な事をする
- 問題を放置したまま頑張る
上記が全部悪いわけではありません。実際に気合で何とかなる人もいるでしょう。
他にも手段があり、より良くできる可能性がある事は抑えておくと有用ですね。
◆サイドブレーキ外しの方向性
「準備」の段階では、まずは、すぐに解決可能な問題か否かの切り分けが大切です。
もしすぐに解決しない場合は、記録の上、一旦現状を受け入れる他ありません。
そのうえで「軌道修正」にて対策を考え、経過を観察していきます。
流整術における習慣の考え方
◆定期的な習慣と、特定の条件下で行うもの
習慣には「定期的に行うもの」と「特定の条件下で行うもの」があります。
- 特定の条件下で行うもの
- よく噛む(食べる時)
- 挨拶をする(人と会った時)
- 食習慣(食に関する様々なシーン)
- 姿勢を正す(常に)
- 定期的に行うもの
- 早寝早起き(日次)
- 朝ごはん・昼ごはん・夜ご飯(日次)
- 職場で朝会をする(日次)
- 給料日後に通帳記入する(月次)
- 抱負を立てる(年次)
◆時間の区切りと天体
1サイクルを以下のフェーズに分けています。
- 準備
- 行動
- 振り返り
- 軌道修正
目標と習慣の連携
個人目標と共有する目標
計画する事と、行き当たりばったり
- 計画
- 早めに全体像をつかむことができる。
- 進み具合が分かる。
- 反省して次回の計画に反映できる
- 長期にわたってのタスク量を均等に近づけることができる。
(期限前に集中しない) - 計画はある程度失敗も織り込める。
そうすることで、万が一失敗した場合すぐに手を打つことができる。 - 人に納得してもらう事ができる。
- 行き当たりばったり
- 把握ができないまま、あれこれ試す。
- 一回一回が全力なので、無駄にエネルギーを使う。
- 躓くたびに考えたり気合を入れる必要がある。
- 喜怒哀楽があって楽しく、人の心に影響する(まさに青春)
目標と習慣の連携
「流整術」とは
これからこのブログで何回も取り上げる
「流整術」について始めに説明をします。
◆流れとサイクル
この世の中の多く物は、
流れでありサイクルがあります。
その流れを見るための考え方やツールが、
健康、ビジネス、啓発、心理療法、スピリチュアルなど
色んな分野にあるのを見聞きしたことがあります。
例えば、PDCA、OODA、BeDoHave、ABC理論などです。
◆共通項の文字化から始まった「流整術」
先に書いた考え方やツールには、共通項があるばかりか表現の違いだけで
実はベースは同じことを指していると思うときがあります。
「流整術」はそれらの共通項を
「インプット」、「内部」、「アウトプット」、「外部」
の工程に整理する事。
そして、流れを見る事と変える事をベースにしています。
◆「流整術」の応用
これらの応用として、生き方、仕事、コミュニケーションについて
整理していきたいです。
そもそも、これらは切り離せるものではなく、
連動しているものなので、「流整術」をベースに
自分の型を作っていく事に有意義があると思います。
なお、「流整術」では「真実か否か」よりも
「使えるか否か」に重点を置いています。
裏やデータが不十分でも実用に使えうる仮説は大切にします。
また、「流整術」は他分野の説明を理解するのにも使える事を
目的としています。
そのため、流派や考え方の違いを埋めるためにも
利用できたら幸いです。