【ネタバレ注意】映画「君の名は」の「むすびの神様」の考察
※ここはあくまで演出色が強い所だとは思います。
生まれてから何日目?
生まれてから何日?
生年月日は?:
流れに飲まれる、流れを作るか、流れに乗るか
流れに対する在り方は大きく3パターンあり、一つずつ解説します。
◆流れに飲まれる
外部インプットを受けると、私たちはその影響をうけ、さらに外部インプットを求めます。
見聞きしたもので意識がいっぱいになり、それに反応する一日になる。
テレビ、ゲーム、ネットサーフィン、英語、漫画、SNS。身に覚えはありませんか?
このように意識はコントロールされてしまいます。
◆流れを作る
もし意識のハンドルを自分で持ちたい場合、「意識の行使」で流れを作る事が出来ます。
具体的なやり方は世の中に色んな方法が提言されています。
例えば、目標が叶った未来をイメージしたり、目標を紙を見たり、感謝したり、質の高い質問を自らに投げかけたりなどです。
◆流れにのる
「流される」で書いた意識がコントロールされるのを逆に利用して、特定の情報を意識に入れるのは大変有用です。
自分が乗りたい流れに関わる本を読んだり、人と話したり、イベントに参加したりが該当します。
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「外部アウトプット」(自分から外部への流れ)
◆外部アウトプットとは
自分の内から、外部の環境への流れを「外部アウトプット」とします。
外部アウトプットは外部の環境へ影響を与えます。
◆外部アウトプットの分類
「外部アウトプット」は大きくは「行動」「情報」「物質」と分類できます。
認識性
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認知可 |
認知不可
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行動 |
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情報 |
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物質 |
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その他 |
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◆「行動」
体の部位を動かす行為が該当します。
これにより自身が移動したり、道具を使ったりします。
これらは特に慣れている場合は無意識に行う事があります。
◆「情報」
言葉を発したりボディランゲージが該当します。
自分の姿勢や表情などあまり意識していないものも、他人にとっては情報であるため無意識の情報伝達にあたります。
◆「物質」
体に入れるものもあれば出ていくものもあります。
また、特に風をひいた時などはウイルスも排出します。
◆「情報・物質以外」
お金を使ったり、仕事を消化したり、物をあげたりが該当します。
また、認識できないものとして電磁波(赤外線)があります。サーモグラフィーはこれを応用したものですね。
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流れの整え方
流整術における流れの「調整」は流れを把握し、流れに影響を与える事で行います。
◆基本的なサイクル
人は以下のサイクルを繰り返しています。
- 「外部インプット」(外部環境から人の内部への流れ(見る、聞く、食べる))
- 「人の内部」の状態に影響
- 「外部アウトプット」(人の内部から外部環境への流れ(話す、行動する))
- 「外部環境」の状態に影響
「1」があるから「2」が発生し、「2」があるから「3」が発生するように
これらは因果関係にあります。
◆流れの変え方
例えば自分の言動、つまり「3」を改めたい時、効果が出なければ「2」を改める事が必要になります。それでも効果が無ければ「1」と、根本解決が必要なほど遡っていく必要があります。
また、人のサイクルのうち、比較的なんとかできるのが、自分の領域である1~3です。
そのため外部インプットを変えて、自分を変えて、外部アウトプットを変えるのが基本となります。
◆人の内部は心技体
外部インプットから影響をうけ、外部アウトプットに影響を与える人の内部は大別すると心技体です。
- 心:感情や気分など
- 技:計画や習慣など
- 体:健康状態
見聞きしたもので気持ちが変わり、把握した状況によって計画を修正し、食べたもので健康状態が変わります。
心と体の状況は行動に影響を与え、計画・習慣は行動を洗練します。
◆もう一つのインプット「意識の行使」
「1」の「外部インプット」以外に「2」の自分の「心技体」に影響を与えるものがあります。
それが「意識」です。
「意識」では仮想的なインプットを作ったり、「外部インプット」を選択したりできます。
◆まとめ
「流整術」での「調整」は流れを把握し「意識」を使って「外部インプット」「内部」「外部アウトプット」に影響を与え、調整を行います。
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主観と客観
◆「流整術」と「主観・客観」
流整術における「習慣」と「調整」を切り替えで重要なのが
「主観」と「客観」です。
簡単に説明すると次の通りです。
- 「主観」:主体的に感じるまま行動している状態
- 「客観」:冷静に状況を把握し思考している状態
流整術では、以下の関係にあります。
- 「習慣」:「主観」優位
- 「調整」:「客観」優位
◆主観と客観の具体例
表にまとめるとこのようになります。
カテゴリ
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主観
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客観
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流整術
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習慣
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調整 |
言動
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無意識・感じる・感覚的・心踊る・感情的・会話する
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意識的・考える・思考的・理性的・ロジカル・議論する
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生き方
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今を生きる・能動的
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未来を変える・受動的
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対人
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外向性
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内向性 |
考え方
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リアル、現実的・アナログ
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仮想・正論・デジタル
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記録
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現状を色々吐き出す
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吐き出したものを記録する
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感覚
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5感
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絵や文字などの概念
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時間
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時間を忘れる
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時間に気がつく
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推進力
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推進力:高
コントロール:低
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推進力:低
コントロール:高
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役割
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リーダータイプ、明るい
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参謀タイプ、陰湿
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罠
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罠に引っかかる。迷わない
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罠を見抜く。迷う
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陰陽
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陽
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陰
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◆「主観」と「客観」の良し悪し
どちらが良いでは無く使い分けが重要です。
前に進むべき時は「主観」的に前に進み、
曲がるべき時は「客観」的に曲がれるか。
ただし、この使い分けも簡単ではないので、
通常時は「主観」 、定期的に「客観」という形で
流整術の「習慣」は構成されています。
◆おまけ:「主観・客観」と性格・スキル
1人の人間においても「主観」の時と「客観」の時では性格も能力も異なります。
もちろん主観よりな性格、客観よりな性格もありますが、それぞれ主観と客観が入れ替わる時もあり、その際にはその人の別な一面を見る事になります。
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