流整術における習慣の考え方
流整術では、「定期的な習慣」はもちろんの事、
「不定期な習慣」も定期的に見直す枠に当てはめます。
◆定期的な習慣と、特定の条件下で行うもの
習慣には「定期的に行うもの」と「特定の条件下で行うもの」があります。
- 特定の条件下で行うもの
- よく噛む(食べる時)
- 挨拶をする(人と会った時)
- 食習慣(食に関する様々なシーン)
- 姿勢を正す(常に)
- 定期的に行うもの
- 早寝早起き(日次)
- 朝ごはん・昼ごはん・夜ご飯(日次)
- 職場で朝会をする(日次)
- 給料日後に通帳記入する(月次)
- 抱負を立てる(年次)
◆「●●次」、「●●ly」
上の「定期的に行うもの」に書いた「日次」「週次」「年次」は
人によっては馴染みのない言葉ではないでしょうか?
逆にこの英語にあたる「Daily」「Weekly」は聞いた事があるかもしれませんね。
例えば「日次」は、「1日に一回」「1日毎に」「1日単位で」
という意味合いがあります。
この 「●●次」、「●●ly」は、習慣を調整する上で非常に便利な概念です。
◆時間の区切りと天体
私たちの文化は1秒、1分、1時間、1日、1週間、1か月、1年間と、
当たり前のように単位で区切られています。
しかし、この区切りは大変便利なものです。
もし私たちが時計も持たずに宇宙空間に放り出されると、
そこには日没も四季もなく、時間の区切りを明確に知らせるものがありません。
1日、1ヵ月、1年間は、地球の自転、月の満ち欠け、地球の公転に
由来するのでその天体の動きをイメージすると分かりやすいのですが、
私たちの人生は「今」が連続していて、その積み重ねが
1秒、1分、1時間、1日、1週間、1か月、1年間と、
なっていきます。
◆流整術の基本
流整術では、時間の1区切りを1サイクルとし、
1サイクルを以下のフェーズに分けています。
1サイクルを以下のフェーズに分けています。
- 準備
- 行動
- 振り返り
- 軌道修正
この1サイクルを、日、週、月に当てはめていく事で、
流れを整える事を習慣としています。