主観と客観
◆「流整術」と「主観・客観」
流整術における「習慣」と「調整」を切り替えで重要なのが
「主観」と「客観」です。
簡単に説明すると次の通りです。
- 「主観」:主体的に感じるまま行動している状態
- 「客観」:冷静に状況を把握し思考している状態
流整術では、以下の関係にあります。
- 「習慣」:「主観」優位
- 「調整」:「客観」優位
◆主観と客観の具体例
表にまとめるとこのようになります。
カテゴリ
|
主観
|
客観
|
流整術
|
習慣
|
調整 |
言動
|
無意識・感じる・感覚的・心踊る・感情的・会話する
|
意識的・考える・思考的・理性的・ロジカル・議論する
|
生き方
|
今を生きる・能動的
|
未来を変える・受動的
|
対人
|
外向性
|
内向性 |
考え方
|
リアル、現実的・アナログ
|
仮想・正論・デジタル
|
記録
|
現状を色々吐き出す
|
吐き出したものを記録する
|
感覚
|
5感
|
絵や文字などの概念
|
時間
|
時間を忘れる
|
時間に気がつく
|
推進力
|
推進力:高
コントロール:低
|
推進力:低
コントロール:高
|
役割
|
リーダータイプ、明るい
|
参謀タイプ、陰湿
|
罠
|
罠に引っかかる。迷わない
|
罠を見抜く。迷う
|
陰陽
|
陽
|
陰
|
◆「主観」と「客観」の良し悪し
どちらが良いでは無く使い分けが重要です。
前に進むべき時は「主観」的に前に進み、
曲がるべき時は「客観」的に曲がれるか。
ただし、この使い分けも簡単ではないので、
通常時は「主観」 、定期的に「客観」という形で
流整術の「習慣」は構成されています。
◆おまけ:「主観・客観」と性格・スキル
1人の人間においても「主観」の時と「客観」の時では性格も能力も異なります。
もちろん主観よりな性格、客観よりな性格もありますが、それぞれ主観と客観が入れ替わる時もあり、その際にはその人の別な一面を見る事になります。
このシリーズ、流整術の目次はこちら