流れの整え方

流整術における流れの「調整」は流れを把握し、流れに影響を与える事で行います。

◆基本的なサイクル

人は以下のサイクルを繰り返しています。

  1. 「外部インプット」(外部環境から人の内部への流れ(見る、聞く、食べる))
  2. 「人の内部」の状態に影響
  3. 「外部アウトプット」(人の内部から外部環境への流れ(話す、行動する))
  4. 「外部環境」の状態に影響

「1」があるから「2」が発生し、「2」があるから「3」が発生するように
これらは因果関係にあります。

◆流れの変え方

例えば自分の言動、つまり「3」を改めたい時、効果が出なければ「2」を改める事が必要になります。それでも効果が無ければ「1」と、根本解決が必要なほど遡っていく必要があります。

また、人のサイクルのうち、比較的なんとかできるのが、自分の領域である1~3です。

そのため外部インプットを変えて、自分を変えて、外部アウトプットを変えるのが基本となります。

◆人の内部は心技体

外部インプットから影響をうけ、外部アウトプットに影響を与える人の内部は大別すると心技体です。

  • 心:感情や気分など
  • 技:計画や習慣など
  • 体:健康状態

見聞きしたもので気持ちが変わり、把握した状況によって計画を修正し、食べたもので健康状態が変わります。

心と体の状況は行動に影響を与え、計画・習慣は行動を洗練します。

◆もう一つのインプット「意識の行使」

「1」の「外部インプット」以外に「2」の自分の「心技体」に影響を与えるものがあります。

それが「意識」です。

「意識」では仮想的なインプットを作ったり、「外部インプット」を選択したりできます。

◆まとめ

「流整術」での「調整」は流れを把握し「意識」を使って「外部インプット」「内部」「外部アウトプット」に影響を与え、調整を行います。

 

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